この静かな町が国際金融に占める位置づけは巨大なものです。中世、近世の面影を残し、雄大なアルプスや澄んだ雪解け水が流れ込む河と湖を持ちながらも、ある意味では世界の中心のひとつでいられるところが、いかにもヨーロッパのあり方を映し出しているような気がします。
尖塔や古い時計台のある旧市街を望む橋の上にはトラムが走る。1770年に描かれた絵と変わりなし。
旧市街の建物は見ていて本当に楽しい。一個一個個性があるのに、街並みは調和が保たれています。
左上、元ギルドの中には地元料理を出してくれるレストランがありました。仔牛の煮込みと湖で取れる魚の一皿。
さぞや冷たいであろうチューリッヒ湖は鳥の天国。先程の魚など、彼らのランチでもあるのかも。