フィラデルフィアと聞いて頭に浮かぶものは? クリームチーズ? ロッキー? ここは独立宣言が成された町、ワシントンDC以前、1790年から1800年まではアメリカの首都だったのです。ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、そしてベンジャミン・フランクリンといった建国の父達が集う場でした。
その街に、今も残るタバーン(旅籠)がシティー・タバーン、1773年からの営業です。
建国の父達が通った店であり、今も当時のレシピを再現した料理を出しています。
おいしかったですよ、メインに選んだのは野菜と肉を炒めたようなシンプルなもので、平たいパスタの上に乗っています。スープも自然な野菜の甘さで、身体の中からリラックスできるような味。デザートは当然パイでしょう!錫の食器が時代を感じさせました。
当時、というのは1700年代後半なわけですが、その時代から働きにきているお姉さんがサービスしてくれますし、ミュージシャンはパイレーツのよう。いいですねえ。でも映画村ではないですよ、何しろこの場所にベンジャミン・フランクリンだって本当にいたんだから。