ナンタケット島はマサチューセッツの島。ニューヨークからは飛行機で30分ほど、ボストンの近くからもフェリーで行くことができます。ケネディJRがプライベートジェットで行方不明になったのは、この島を目指していた時。ここはケネディ家の避暑地でもあるのです。以前ご紹介したマーサズ・ヴィニヤードとはすぐ隣で、地形や風景もとても似ています。　（地図：Wikimedia Commons)

ネイティブの土地であり、またその後捕鯨基地となったのも同じでした。

さて、この島で有名なのはナンタケットバスケット。これは実は船の上で作られていたのです。周辺の海には危ない岩礁があり、捕鯨船や漁船の無事を守るため、船上灯台、つまり船自身が灯台の役目をするものがあったのです。当番の灯台守は船上で3,4日過ごします。そこで暇つぶしのためバスケットを編んだというのが始まりとか。本当に美しいバスケットで、トップ部分などにはクジラの骨が使われており、今はなかなか難しくなっています。かつては骨でできたプレートにエッチングをしてつけていました。もう名人は数えるほどしか島にはいないはず。数人かもしれません。

いつか住んでみたい島です・・・・・・・・が、超高級地所！